さあ冬も終わり、いよいよフェスのシーズンがやってきましたね!
「フェスって楽しそうだから今年は参加したいけど……初心者だからどんな靴を履いていけばいいのかわからない!」
そんな悩みを抱えている方も多いと思います。
ご安心ください!本日はフェス参戦歴20年以上の私が、初心者の方におすすめの靴やシューズをおススメの商品を掲載しながらご紹介させていただきたいと思います。
フェスにおいて靴の選択は実はとっても重要なので、是非お気に入りの一足を見つけて、あなたのフェスデビューがステキなものになりますように。
それでは行ってみましょう!
フェス用の靴の選択に大事なポイント4つ!
私が考えるフェスの靴に置いて大事な部分はだいたい大きく分けると4点に集約されると思います。
それぞれのポイントを解説していきましょう。
1.アウトドアフェスでは防水性能は絶対必要!
参戦するフェスによっては、1番大事と言っても過言ではないのが靴の防水性です。
野外で天候が変わりやすい場所で行われるフェス(フジロックフェスティバル等)は、地盤がゆるく雨が一度降るだけで泥だらけになってしまうエリアもあるので、とにかく防水性を意識することが重要です。
防水性能が低い靴で参加してしまい、雨やぬかるみで靴が濡れてしまうと、足から体全体を冷やしてしまい、体力がどんどん奪われていってしまいます。
2.クッション性能で足への負担を軽減
クッション性が高い靴は、足への負担を和らげてくれるため、足が疲れにくく、長時間のフェス参戦にオススメです。
足が疲れやすい、長時間のフェスに自信がないという方はクッション性を重視したシューズを用意しましょう。
ウォーキングシューズやランニングシューズはクッション性が高いので、フェス会場でもランニング用のハイテクスニーカー等を履いている人も多いです。
普段使っている靴やブーツなどに、クッション性の高い下敷きを入れるだけでも効果があります。
3.脱ぎ履きのしやすさは長期参戦の方に重要
都市型フェスに1日参戦する方は問題ないと思うのですが、複数日にわたって参戦する方は、旅館やホテルキャンプサイトなどで何度も靴を脱ぎ履きする機会があるかと思います。
そんな時に脱ぎ履きがしやすい靴はなかなかメリットがあります。
4.怪我を防ぐことができるかどうか
楽しいフェスで、足を挫いてしまったり、怪我をしてしまっては元も子もありません。
サンダルや、足の甲の部分(アッパーが)が薄い靴なんかは、モッシュピットや人込みで足を踏まれたりしてしますかもしれません。また足首までしっかりガードされているハイカットなら、捻挫などのリスクも軽減できます。
靴を種類ごとに比較してみましょう
ここでは予想できる履物で一覧を作ってそれぞれ、重要なポイントに向いているかどうかを、◎〇△×の4段階で評価してみようと思います。
防水性能 | クッション性能 | 脱ぎ履きのしやすさ | 怪我を防げるか | |
---|---|---|---|---|
トレッキングシューズ |
◎
|
〇
|
×
|
◎
|
長靴 |
◎
|
△
|
〇
|
△
|
ブーツ |
〇
|
〇
|
×
|
◎
|
アウトドアサンダル |
△
|
〇
|
◎
|
△
|
ハイテクスニーカー |
△
|
◎
|
△
|
〇
|
ミュール・ヒール |
×
|
×
|
〇
|
×
|
大事なポイントのなかで、ここは自分が譲れないという所を中心に検討していくと良いと思います。
トレッキングシューズ
トレッキングシューズやハイキングシューズと呼ばれているシューズが基本的に私が一番おススメしたいフェス向けのシューズですね。
特徴
ゴアッテクスなどのシューズを選べば、防水性能は最強で、勿論クッション性も高い。
ハイカットやミドルカットあたりを選べば、足首も守ってくれるので、捻挫などから守ってくれる確率が高くなります。ただ、紐でガッツリと結ぶので、脱ぎ履きが若干面倒なのと、ファッション的にはアウトドア方向になるので、都市型の屋内フェスでは若干コーディネートが難しくなるかもしれません。
あと女性的なトレッキングシューズってあまりないので、オシャレなシューズを履きたい女性は若干抵抗がある方も多いかもしれませんが、会場の女性はトレッキングシューズ率はなかなか高いですね。
圧倒的に人気なのはゴアッテクスなのに価格がそれほど高くない、メレルのカメレオンシリーズ
女性向けに可愛らしいのはこのあたりでしょうか。
おススメのフェス
アウトドアキャンプインフェス全般
FUJI ROCK FESTIVAL.朝霧JAM.NEW ACOUSTIC CAMP.りんご音楽祭.TAICOCLUB.RISING SUN ROCKFESTIVAL等
長靴
イメージ的には女性が履いている事が多いイメージの長靴、雨が多く地盤が緩い事が多いフジロックではいている方が圧倒的に多いイメージ。
特徴
防水性能はもはや最強と言っても過言ではないかと。あとは軽いので、履いていて靴の重さで疲れを感じることはまずないです。コンパクトで持ち運びもスムーズ
フジロックなどでは、雨が降っていなくても、突然のスコールに備えて長靴を履いている方も多いので、おかしいことはありません。
トレッキングシューズに比べて通気性がほぼ皆無なので、ムレは若干気になる方もいるかもしれませんが、完全に水の侵入を防いでくれるので、私もフジロックで雨の日ように野鳥の会の長靴を持って参加しています。
紐結びとかの物でなければ脱ぎやすいし、クッション性はそこまでですが、中敷きを使う事で改善することもできます。
ちょっと踏まれたりするとペラペラなものはダメージがでかいかもしれませんね。
ちなみにフジロッカーに大人気の長靴が、こちらの野鳥の会の長靴です。
専用の中敷も売っているので、これを一緒に買ってもいいかもしれません。
その他にも長靴はレディースの物だとオシャレなものがたくさんあるので、オシャレをしたい人は長靴のチョイスもありだと思います。
おススメのフェス
アウトドアキャンプインフェス全般
FUJI ROCK FESTIVAL.朝霧JAM.NEW ACOUSTIC CAMP.りんご音楽祭.TAICOCLUB.RISING SUN ROCKFESTIVAL等
ブーツ
防水性の高いブーツもありだと思います。
ただ注意しなければならないのは、女性用のブーツでヒールなどが高い物は足が疲れてしまうので、そこはヒールが無いものを選ぶようにしましょう。
特徴
実は防水性能やクッション性しっかりした作りでモッシュピットで足を踏まれてもブーツなら結構大丈夫(素材にもよりますが)と実は全体的にベースが高いのが特徴です。
ただ紐のブーツだと脱ぎ履きがとても面倒なので注意が必要です。
ティンバーランドやレッドウィングがおススメです。
おススメのフェス
アウトドアキャンプインフェス、屋内フェス、都市型フェス全般
FUJI ROCK FESTIVAL.朝霧JAM.NEW ACOUSTIC CAMP.りんご音楽祭.TAICOCLUB.RISING SUN ROCKFESTIVAL.SUMMERSONIC.ROCK IN JAPAN FESTIVAL.COUNT DOWN JAPAN等
アウトドアサンダル
足が濡れても構わないという方は、もうサンダルに振り切ってしまうパターンもありかと思います。
最近はハイテクなアウトドアサンダルが流行っていて、会場でもよく見ることがあります。
特徴
サンダルは濡れても気にならない方向け、濡れてもすぐに乾くので、夏場の野外フェスなんかに向いているかと思います。
脱ぎ履きもしやすいので、これ1つでキャンプサイトでも会場でも使いやすいと思います。
ただ注意しなければならないのは、やはりサンダルなので、モッシュピットで足を踏まれたりすると怪我をする可能性があります。
KEENのアウトドアサンダルが有名ですね。
クロックスやビーチサンダルは?
クロックスやビーチサンダルでの参戦は、基本的にビーチで行われるフェス以外ではお勧めできません。
キャンプサイトで履いたりする分には良いかと思いますが、怪我をしやすかったり、ビーチサンダルはすぐ壊れたりしてしまうので会場には履いていかないようにしましょう。
おススメのフェス
アウトドアキャンプインフェス、屋内フェス、都市型フェス全般
FUJI ROCK FESTIVAL.朝霧JAM.NEW ACOUSTIC CAMP.りんご音楽祭.TAICOCLUB.RISING SUN ROCKFESTIVAL.ROCK IN JAPAN FESTIVAL.COUNT DOWN JAPAN等
ハイテクスニーカー
以外にも多いのがハイテクスニーカー普段から履き慣れているハイテクスニーカーがあればそれを履いて行って問題無いと思います。
特徴
クッション性が高く、足も疲れにくいのでフェス向けと言っても良いのですが、防水の観点は考えて作られていない事が多いので、応急処置的に防水スプレーなんかを使うのもおすすめですね。
アウトドア系のフェスに履いていくと、ドロドロに汚れてしまうので、それが嫌な人は注意。
おススメのフェス
屋内フェス、都市型フェス全般
SUMMERSONIC.ROCK IN JAPAN FESTIVAL.COUNT DOWN JAPAN.METROCK等
ミュール・ヒール
やっぱりフェスでオシャレをしたいからという理由でミュールやヒールといった履物で参戦する方も中にはいますが、正直全くお勧めできません。
足も疲れやすく、怪我をしやすいので他のシューズや靴でオシャレなものを探すようにしましょう。
まとめ
本日はフェス初心者の方に向けて、おすすめの靴やシューズをご紹介させていただきました。
1番大事なのはやっぱり履き慣れている靴なので、これから夏のフェスシーズンに向けて購入して、履き慣らしていくと良いかもしれません。
1日中歩き回るフェスで大事なのはやはり足元です。
しっかり吟味して、フェスを楽しめるように祈ってます。
何か感じる事があればSNSでシェアやフォローをして、コメントをいただけるとありがたいです。以上アリマックスでした!
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